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全 77 作品 — VOD・過激度・女優フィルター対応
海辺の小さな街で暮らす中学生の小梅(石川瑠華)は、憧れの三崎先輩(倉悠貴)に手ひどく振られたショックから、かつて自分のことを好きだと言ってくれた内向的な同級生・磯辺(青木柚)と関係を持ってしまう。 初めは興味本位だったが、何度も身体を重ねる二人。やがて、磯辺を恋愛対象とは見ていなかったはずの小梅は、徐々に磯辺への想いを募らせ、一方、小梅に恋焦がれていたはずの磯辺は、その関係を断ち切ろうとしてしまう。二人の気持ちはすれ違ったまま、磯辺は過去にイジメを苦に自殺した兄への贖罪から、ある行動に出ることとなる・・・。
八年前に別れた男・黒崎を忘れられない十和子は、今は15歳上の男・陣治と暮らしている。下品で、貧相で、地位もお金もない陣治を激しく嫌悪しながらも、彼の稼ぎで働きもせず日々を過ごしていた。ある日、十和子は黒崎の面影を思い起こさせる妻子ある男・水島と関係を持ち、彼との情事に溺れていく。そんな時、家に訪ねてきた刑事から「黒崎が行方不明だ」と知らされる。どんなに足蹴にされても文句を言わず、「十和子のためなら 何でもできる」と言い続ける陣治が、執拗に自分をつけ回していることに気付いた十和子は、黒崎の失踪に陣治が関わっているのではないかと疑い、水島にも危険が及ぶのではないかと怯え始める――
芥川賞作家・綿矢りさが、高校生による禁断の三角関係を描いた同名小説を、「ジオラマボーイ・パノラマガール」「樹海村」の山田杏奈主演で映画化。明るく成績優秀で校内では人気者の愛は、同じクラスのたとえに片思いをしている。目立たず、教室でもひっそりと過ごす地味なタイプのたとえは、どこか人と関わりを持つことを避けているように見え、愛はなかなか近づけずにいた。そんなたとえが誰かからの手紙を大事そうに読んでいる姿を偶然目撃した愛は、ある夜、悪友たちと学校に忍び込んだ際、その手紙を盗んでしまう。手紙は、糖尿病の持病を抱える陰気な少女・美雪からのものだった。学校でも目立たない美雪とたとえが密かに交際していることを知った愛の思いは乱れるが、その気持ちを隠して美雪に近づく。そこから愛と美雪、たとえの三角関係が始まるが……。監督はオムニバス映画「21世紀の女の子」でも注目を集めた若手監督・首藤凜。
雨の日の無人のエレベーター。誰かの香水の香りが残っている。俺は思い出す。この香り...、11 年前、たった一度だけ名前を呼んでくれた佐々木千尋のことを。親からも学校のクラスメイトからも誰からも名前すら憶えられたことのないこの俺を「三井くん」と呼んでくれた時のこと。 俺は人生で唯一幸せだったあの感覚にもう一度触れたいと思い、彼女を探し出すことにした。家庭を持った彼女の家の近所に引っ越し鑑賞魚店を開店し、自宅に侵入、監視、盗撮、盗聴、彼女の近くで全てを覗き見ていたいと思った。だが、俺の目に映ったのは、全く別人に変わり果てた姿だったのだが......。
死体役ばかりの売れない役者に訪れた運命の出会いを通し、生きることと死ぬことをユーモアとペーソスを交えて描いた人間ドラマ。役者を志していたのに、気づけば死体役ばかり演じるようになっていた吉田広志。後輩俳優は要領よくテレビで活躍しているが彼にはそれができず、リアルな死体の演じ方を探求する日々を送っていた。ある日、彼はデリヘル嬢の加奈と運命的な出会いをする。明るく振る舞う加奈だったが、彼女もまた自分の人生に問題を抱えていた。そんな中、吉田のもとに母が入院するという報せが入る。「まだ存在しない映画の予告編」を審査する映像コンテスト「未完成映画予告編大賞 MI-CAN3.5 復活祭」の最優秀作品を映画化。「SR サイタマノラッパー」シリーズの奥野瑛太が主演を務め、「寝ても覚めても」の唐田えりかがヒロイン・加奈を演じた。
昭和初期の土佐高知の色街を舞台に、原色の男女が織りなす愛と侠気の世界を描く、宮尾登美子原作の映画化。脚本は「代打教師 秋葉、真剣です!」の那須真知子が執筆。監督は「首領になった男」の降旗康男。撮影は「略奪愛」の木村大作がそれぞれ担当。
綾瀬はるかと坂口健太郎が共演し、モノクロ映画の中のヒロインと現実世界の青年が織りなす切ない恋の行方を描いたファンタジックなラブストーリー。映画監督を目指す青年・健司はモノクロ映画のヒロインである美雪に心を奪われ、スクリーンの中の彼女に会うために映画館に通い続けていた。そんなある日、美雪が実体となって健司の前に現われる。モノクロ姿のままの彼女をカラフルな現実世界に案内するうち、健司と美雪は少しずつ惹かれ合っていく。しかし美雪には、人のぬくもりに触れると消えてしまうという秘密があった。「のだめカンタービレ」シリーズの武内英樹がメガホンをとり、「信長協奏曲」の宇山佳佑が脚本を担当。
亡き夫のあとを継いでタイ料理店を一人切り盛りしている淳子。ある日、通信販売で購入したテーブルについていたおまけ の人形の首が取れていたことを、ほんの少しの気遣いのつもりで家具店にメールで伝えたことから、家具職人・祐司とのやりとりが始まる。 一人娘の綾香がボーイフレンド・一郎と同棲を始め、がらんとした家に一人暮らすようになった淳子の元には夫・敏郎の親友だった寺岡が 度々訪ねて来て再婚を迫ってくるが、淳子はそれに対しあいまいな態度をとっていた。そんな日々の出来事を祐司にメールすることで淳子 は寂しさを紛らわせ、いつしか楽しくなっていた。実は裕司も最近離婚したばかりで元妻に未練を残している様子。人生も半ばを越えたふ たり。これからの人生にいったい何が必要か模索し始め、やがて会ったことのない相手に興味を抱くようになるが...
沼田まほかるの同名ミステリー小説を、「僕等がいた」の吉高由里子主演で実写映画化。「君に届け」「近キョリ恋愛」の熊澤尚人監督がメガホンをとり、「人間の死」を心の拠り所にして生きる悲しき殺人者の宿命と葛藤を、過去と現在を交錯させながら描く。亮介は余命わずかな父の書斎で1冊のノートを見つける。「ユリゴコロ」と書かれたそのノートには、ある殺人者の記憶が綴られていた。その内容が事実か創作か、そして自分の家族とどんな関係があるのか、亮介は様々な疑念を抱きながらも強烈にそのノートに惹きつけられていく。謎に包まれた殺人者・美紗子役を吉高、彼女と運命的な出会いをする洋介役を松山ケンイチ、ノートを発見しその秘密に迫る亮介役を松坂桃李がそれぞれ演じる。
「三度目の殺人」「海街diary」の是枝裕和監督が、家族ぐるみで軽犯罪を重ねる一家の姿を通して、人と人とのつながりを描いたヒューマンドラマ。2018年・第71回カンヌ国際映画祭で、日本映画としては1997年の「うなぎ」以来21年ぶりとなる最高賞のパルムドールを受賞したほか、第91回アカデミー賞では日本映画では10年ぶりとなる外国語映画賞ノミネートを果たすなど、海外でも高い評価を獲得。第42回日本アカデミー賞では最優秀作品賞を含む8部門で最優秀賞を受賞した。東京の下町。高層マンションの谷間に取り残されたように建つ古い平屋に、家主である初枝の年金を目当てに、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀が暮らしていた。彼らは初枝の年金では足りない生活費を万引きで稼ぐという、社会の底辺にいるような一家だったが、いつも笑いが絶えない日々を送っている。そんなある冬の日、近所の団地の廊下で震えていた幼い女の子を見かねた治が家に連れ帰り、信代が娘として育てることに。そして、ある事件をきっかけに仲の良かった家族はバラバラになっていき、それぞれが抱える秘密や願いが明らかになっていく。息子とともに万引きを繰り返す父親・治にリリー・フランキー、初枝役に樹木希林と是枝組常連のキャストに加え、信江役の安藤サクラ、信江の妹・亜紀役の松岡茉優らが是枝作品に初参加した。
俳優の田口トモロヲが「色即ぜねれいしょん」以来6年ぶりに送り出す監督第3作。ジョージ朝倉の同名コミックを多部未華子と綾野剛の共演で映画化し、現代女性の恋や悩みを描き出した。仕事も恋愛も、周囲に流されるまま生きてきた女性・梅宮志乃。バイト仲間との浮気がばれたことで、DV体質の恋人・正樹からは振られ、バイトも辞めることに。このままではいけないと心機一転した志乃は家を引越し、そこで出会った隣人で、新しいバイト先の店長でもある男・京志郎に本気の恋をする。しかし、京志郎には同棲中の恋人がいて……。主人公・志乃を多部、その相手役となる京志郎を綾野が演じるほか、松坂桃李、木村文乃、光宗薫、菅田将暉といった豪華キャストが集う。
「百万円と苦虫女」のタナダユキ監督が、自身初のオリジナル小説を自ら監督・脚本を手がけて実写映画化した大人のラブストーリー。美大卒業後、ひょんなことからラブドール製作工場で働き始めた北村哲雄。やがて彼は美人で気立ての良い園子に一目ぼれして結婚するが、自分がラブドール職人であることを園子に隠し続けていた。毎日が平穏に過ぎていく中、哲雄は仕事にのめり込み、園子とは次第にセックスレスになっていく。そんなある日、園子はずっと胸の中に抱えてきた秘密を哲雄に打ち明ける。不器用さと複雑さをあわせ持つ主人公・哲雄を高橋一生、優しさの中に強さを持つ妻・園子を蒼井優が演じる。
「マンガ大賞2010」「第14回手塚治虫文化賞短編賞」を受賞したヤマザキマリの同名コミックを阿部寛主演で実写映画化。古代ローマ帝国の浴場設計師ルシウスが現代日本にタイムスリップし、日本の風呂文化を学んでいく姿を描くコメディドラマ。生真面目な性格で古き良きローマの風呂文化を重んじる浴場設計師のルシウスは、ふとしたきっかけで現代日本にタイムスリップ。そこで出会った漫画家志望の真実ら「平たい顔族(=日本人)」の洗練された風呂文化に衝撃を受ける。古代ローマに戻りそのアイデアを用いた斬新な浴場作りで話題となったルシウスは、時の皇帝ハドリアヌスからも絶大な信頼を寄せられるようになるのだが……。映画オリジナルのヒロイン・真実を上戸彩が演じる。監督は「のだめカンタービレ」の武内英樹。興行収入59.8億円で2012年第2位の大ヒットを記録。阿部寛が第36回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞した。
家庭を捨て、新劇女優と同棲するなど、自由奔放な作家の生き方を描く。檀一雄原作の同名小説の映画化で、脚本は「逆噴射家族」の神波史男と「上海バンスキング(1984)」の深作欣二の共同執筆。監督は深作欣二、撮影は「夜叉」の木村大作がそれぞれ担当。主題歌は、嵯峨美子(「火宅の人」)。
罪を犯した前科者たちの更生、社会復帰を目指して奮闘する保護司の姿を描いた同名漫画(原作・香川まさひと/作画・月島冬二)を、「あゝ、荒野」の岸善幸監督のメガホン、有村架純と森田剛の共演で映画化。保護司を始めて3年となる阿川佳代は、この仕事にやりがいを感じ、さまざまな前科者のために奔走する日々を送っていた。彼女が担当する物静かな前科者の工藤誠は順調な更生生活を送り、佳代も誠が社会人として自立する日を楽しみにしていた。そんな誠が忽然と姿を消し、ふたたび警察に追われる身となってしまう。一方その頃、連続殺人事件が発生する。捜査が進むにつれ佳代の過去や、彼女が保護司という仕事を選んだ理由が次第に明らかになっていく。佳代役を有村、誠役をこれが6年ぶりの映画出演となる森田が演じるほか、磯村勇斗、リリー・フランキー、木村多江らが顔をそろえる。主人公・佳代が新人保護司として奮闘し、成長する姿を描く連続ドラマ版「前科者 新米保護司・阿川佳代」(全6話)が2021年11月にWOWOWで放送。その後の公開となる映画版は、原作にないオリジナルストーリーで描かれる。
「東京ラブストーリー」「最高の離婚」「カルテット」など数々のヒットドラマを手がけてきた坂元裕二のオリジナル脚本を菅田将暉と有村架純の主演で映画化。坂元脚本のドラマ「カルテット」の演出も手がけた、「罪の声」「映画 ビリギャル」の土井裕泰監督のメガホンにより、偶然な出会いからはじまった恋の5年間の行方が描かれる。東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った大学生の山音麦と八谷絹。好きな音楽や映画がほとんど同じだったことから、恋に落ちた麦と絹は、大学卒業後フリーターをしながら同棲をスタートさせる。日常でどんなことが起こっても、日々の現状維持を目標に2人は就職活動を続けるが……。
「そして父になる」「誰も知らない」などで国際的にも高い評価を受ける是枝裕和監督が、第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞やマンガ大賞2013を受賞した吉田秋生の人気コミックを実写映画化。湘南を舞台に、異母妹を迎えて4人となった姉妹の共同生活を通し、家族の絆を描く。鎌倉に暮らす長女・幸、次女・佳乃、三女・千佳の香田家3姉妹のもとに、15年前に家を出ていった父の訃報が届く。葬儀に出席するため山形へ赴いた3人は、そこで異母妹となる14歳の少女すずと対面。父が亡くなり身寄りのいなくなってしまったすずだが、葬儀の場でも毅然と立ち振る舞い、そんな彼女の姿を見た幸は、すずに鎌倉で一緒に暮らそうと提案する。その申し出を受けたすずは、香田家の四女として、鎌倉で新たな生活を始める。主人公の姉妹を演じるのは、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず。第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、第39回日本アカデミー賞では最優秀作品賞や最優秀監督賞など4冠に輝いた。
祖父の葬儀をきっかけにそれぞれの事情を抱えた家族たちが久しぶりに顔を揃え、本当の家族として未来へと踏み出していく、岸井ゆきの映画初主演作。ある日、祖父の死を報せる電話を取った吉子。葬儀のため祖父の3人の子が久々に集まるが、吉子の父である清二をはじめ、清二の兄や妹、そしてその家族たちは祖父の死を悲しむ余裕もなく、葬儀の準備に追われる。そんな中、親族たちそれぞれが抱えるやっかいな事情が明らかとなり、ひょんなことからそれぞれが本音をさらけだす。吉子は親族たちのやりとりにあきれ返りながら、その流れに身を任せていたが……。岸井が吉子役を演じるほか、父の清二役を光石研、親類たちを岩松了、水野美紀、美保純、岡山天音が演じる。監督はソフトバンクなどのCM演出を手がけ、本作が長編デビュー作となる森ガキ侑大。
医師として厚い信頼を得る一方、SMクラブのM嬢という別の顔を持っている奈緒子。17歳の頃、隣家の男に1カ月間拉致監禁され、身体を弄ばれた末に男を殺害するという壮絶な過去を持つ彼女は、その時に知った“甘い味”を密かに求めていて…。
若草ハルナ(二階堂ふみ)は、彼氏の観音崎(上杉柊平)が苛める山田(吉沢亮)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ放置された<死体>を目にする。「これを見ると勇気が出るんだ」と言う山田に絶句するハルナ。さらに、宝物として死体の存在を共有しているという後輩でモデルのこずえ(SUMIRE)が現れ、3人は決して恋愛に発展しない特異な友情で結ばれていく。 ゲイであることを隠し街では売春をする山田、そんな山田に過激な愛情を募らせるカンナ(森川葵)、暴力の衝動を押さえられない観音崎、大量の食糧を口にしては吐くこずえ、観音崎との体の関係を重ねるハルナの友人ルミ(土居志央梨)。 閉ざされた学校の淀んだ日常の中で、それぞれが爆発寸前の何かを膨らませていた。そうした彼らの愛憎や孤独に巻き込まれ、強くあろうとするハルナもまた、何物にも執着が持てない空虚さを抱えていた。そんなある日、ハルナは新しい死体を見つけたという報せを、山田から受ける・・・。
若くして⼩説家デビューするも、その後は鳴かず⾶ばず、同棲中だった恋⼈にも去られ、鬱屈とした⽇々を送る慎⼀(⼭⽥裕貴)。そんな彼のもとに、友⼈の元妻、裕⼦(松本まりか)が、幼い息⼦アキラを連れて引っ越してくる。慎⼀が恋⼈と暮らしていた⼀軒家を、離婚して⾏き場を失った2⼈に提供し、⾃⾝は離れのプレハブで寝起きするという奇妙な共同⽣活。⾃分⾃⾝への苛⽴ちから⾝勝⼿に他者を傷つけてきた慎⼀は、そんな⾃らの無様な姿を、夜ごと終わりのない物語へと綴ってゆく。書いては⽌まり、原稿を破り捨て、また書き始める。それはまるで⾃傷⾏為のようでもあった。⼀⽅の裕⼦は、アキラが眠りにつくと⼀⼈町へと繰り出し、⾏きずりの男たちと逢瀬を重ねる。親として⼈として強くあらねばと⾔う思いと、埋めがたい孤独との間でバランスを保とうと彼⼥もまた苦しんでいた。そして、⽗親に去られ深く傷ついたアキラは唯⼀⺟親以外の⾝近な存在となった慎⼀を慕い始める。慎⼀と裕⼦はお互い深⼊りしないよう距離を保ちながら、3⼈で過ごす表⾯的には穏やかな⽇々を重ねてゆく。だが2⼈とも、未だ前に進む⼀歩を踏み出せずにいた。そして、ある夜・・・。
渋谷を徘徊する19歳の少女ルイは、クラブで知り合ったアマの蛇みたいに割れた舌(=スプリットタン)に心を奪われる。後日、アマに連れて行かれた妖しげな店で、全身に刺青を施し、顔じゅうにピアスのある店長のシバに、舌ピアスをあけてもらう。少しずつ穴を拡張しスプリットタンにするつもりだ。その日以来、彫り師のシバに強い憧れを抱いたルイは、自分にも最高の絵を刻みたいと思うようになる。
「64 ロクヨン」の瀬々敬久監督がミステリー作家・薬丸岳の同名小説を実写映画化し、生田斗真と瑛太がダブル主演を務めた人間ドラマ。ジャーナリストの夢を諦めて町工場で働き始めた益田は、同じ時期に入社した鈴木と出会う。無口で影のある鈴木は周囲との交流を避けている様子だったが、同じ年の益田とは少しずつ打ち解けていく。しかしある出来事をきっかけに、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人なのではないかと疑いを抱くようになり……。益田役を生田、鈴木役を瑛太が演じるほか、共演にも佐藤浩市、夏帆、山本美月、富田靖子ら実力派キャストがそろう。
芸能界の頂点に君臨するトップスターりりこ。しかし、りりこには誰にも言えない秘密があった。 彼女は全身整形。「目ん玉と爪と髪と耳とアソコ」以外は全部つくりもの。 整形手術の後遺症がりりこの身体を蝕み始め、美容クリニックの隠された犯罪を追う者たちの影がちらつく。さらには、結婚を狙っていた御曹司が別の女と婚約。生まれついての美しさでりりこの座を脅かす後輩モデルの登場。究極の美の崩壊と、頂点から転落する恐怖に追い詰められ、現実と悪夢の狭間をさまようりりこ。 疾走の果てに、世の中を騒然とさせる事件へと繋がっていく・・・。
桂川渓谷で起きた幼児殺害事件で、実母が容疑者として逮捕される。その実母と隣家に暮らす俊介が不倫関係にあり、それを証言したのが俊介の内縁の妻・かなこであると知った週刊誌記者の渡辺は、事件を追い続けるうちに15年前に起きたレイプ事件にたどり着く。
天才ベストセラー作家、太宰治。身重の妻・美知子とふたりの子どもがいながら、恋の噂が絶えず、さらには自殺未遂を繰り返すという破天荒な生活を送っている。弟子でもある作家志望の静子と、未亡人の富栄。ふたりの愛人と正妻をめぐり、日本中を騒がせた“文学史上最大のスキャンダル”が幕を開けようとしていたー。
先輩OLの香奈に一目惚れした「僕」は、彼女が人妻と知りながらアタックを開始。結局、彼女の方から「セックスしよう」と言われ、誘われるがままに体を重ねていく。そんなある日、香奈の自宅に招待された僕は、香奈がM奴隷であるという衝撃の事実を知り…。
篠原涼子がシングルマザーの敏腕刑事を演じ大ヒットを記録したテレビドラマの劇場版。女刑事・雪平は、娘の美央が入院中の警察病院がテロリストに占拠されたことを知る。犯人は警察庁長官を人質にとり、警察庁の裏金80億円を2時間以内に用意することを要求。愛娘を救うため、雪平は病院へと向かうが……。テレビ版のキャストに加え、スペシャル版に引き続いての登場となる江口洋介、さらに椎名桔平、成宮寛貴ら豪華俳優陣が顔を揃える。
大手広告デザイン会社で仕事をする目黒は、婚約者のいる身でありながら、ある日清楚で保守的だがどこか妖艶な雰囲気を持つ人妻・明乃に出会い、強引に口説いて関係を持つようになる。明乃は目黒の見立て通りどんどん積極的なっていき、目黒は明乃との逢瀬にのめり込んでいくが、そんな折目黒の会社に得意先広告代理店の部長で瀬尾と名乗る男が突然訪ねてくる。男は明乃の夫であった。瀬尾は目黒に、不倫の報復としてその場で社会的全てを奪うと宣言し、そうされたくなければ妻・明乃との関係を続け明乃を調教するように命令する。目黒は理解に苦しむが従うほかない。その日から、瀬尾の指示のもと、明乃の更なる調教が始まった。それは、目黒にとって泥沼の恋愛にも似た破滅への道となっていった。一方明乃は、本人でも抑制できないほど奴隷としての素養を開花させていくが…。
篠原涼子主演で2006年に連続ドラマが放送、07年には劇場版も公開された刑事サスペンスの4年ぶり劇場版第2作。検挙率ナンバーワンを誇る敏腕刑事・雪平夏見は、北海道・紋別の地で連続殺人事件の容疑をかけられてしまう。さらには警察の内部機密が隠されているUSBメモリをめぐって元夫や同僚、上司、検察、凶悪犯罪者らに追われることになり、雪平は緊迫する逃避行を繰り広げる。監督は前作の脚本も手がけた「K-20 怪人二十面相・伝」の佐藤嗣麻子。
目黒には数年前、明乃という人妻の奴隷調教をその夫に命令されながら行い、明乃との関係にのめり込んだ矢先に関係を剥奪だれて心に大きな傷を負ったという過去があった。そんな目黒は現在、自分自身が奴隷をコントロールする“隷属”を他人との関係に築こうと懸命になっていた。そして、ある日繭子という見た目からわかるほど奥手な、だが強烈に調教願望を刺激される女性と出会う。出会ったその日に、その場で繭子を奴隷として開眼させ、調教を始める目黒だったが、その視線の先にはどうしても人妻・明乃の影がちらついていた。一方、繭子は目黒の調教を受け、女としての見た目も内面も研ぎ澄まされていく。目黒はもはや繭子の成長に追いつけない自分を感じ始めていた。そんな折、複数飼っていた奴隷たちとの関係にも破綻がきたし始める…。
篠原涼子主演の人気ドラマ「アンフェア」の4年ぶりとなる劇場版3作目で、シリーズの完結編。国家を裏で操る権力組織から機密データを手に入れることに成功した警視庁捜査一課刑事・雪平夏見は、ある人物の転落死亡現場で「アンフェアなのは誰か?」という一枚の栞を見つける。それは、10年前の「推理小説事件」から始まる一連の事件で使用されたものと同一の栞だった。さらに、事件の犯人たちを結びつけていた「×サイト」も復活していたことが判明。やがて雪平を巻き込む新たな事件が発生するが、雪平は亡き父が目指した警察内部の浄化を成し遂げるため奔走する。監督・脚本はドラマ版、映画版にも携わってきた佐藤嗣麻子が担当。
十日後に結婚式を控えた直子は、故郷の秋田に帰省した昔の恋人・賢治と久しぶりの再会を果たす。 新しい生活のため片づけていた荷物の中から直子が取り出した1冊のアルバム。 そこには一糸纏わぬふたりの姿が、モノクロームの写真に映し出されていた。 蘇ってくるのは、ただ欲望のままに生きていた青春の日々。 「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」 直子の婚約者が戻るまでの五日間。 身体に刻まれた快楽の記憶と葛藤の果てに、ふたりが辿り着いた先は―。
自宅のピアノから流れるエリック・サティの「ジムノペディ」の音色。目を覚ました映画監督の古谷慎二(板尾創路)はピアノが置かれた部屋へ足を踏み入れるが、そこにはピアノを弾いていた妻の姿はない――。 古谷は久々に新作映画の撮影に入っていた。国際映画祭で高い評価を得た名声は過去のものとなり、今では低予算映画の仕事にありつくのがやっとだった。かつては「精神が研ぎ澄まされていれば、金がなくても映画だ」 と、どんな条件でもやる気を失わなかったが、今では「こんな現場は映画じゃない」と愚痴っている。撮影直前 になって、主演女優の安里(岡村いずみ)がラブシーンで愚図りはじめ撮影が進まない。古谷は強引に説得する が、安里と言い争いとなり、険悪な雰囲気のまま撮影は中断してしまう。 その日、古谷は昔から関係がつづく衣裳部スタッフと一夜を共にする。そして翌朝、彼女から安里が降板した ことを知らされる...。映画は製作中止となり、時間を持て余した古谷は、街で会った映画専門学校の教え子・結 花(芦那すみれ)の部屋に転がり込む。思わせぶりな態度で挑発してくる結花と体を重ねる古谷。雨の音に紛れ てどこからかジムノペディが聞こえてくる―。
かつて劇作家として知られた柏木高介(永岡佑)は、今では世捨て人のような暮らしを送っている。 ある日の昼下がり、港でたたずむ高介の目の前を、自転車に乗った女が通りすぎ海に突っ込んだ。全身を濡らして陸にはい上がって来た女は、おもむろに上着を脱ぎ「今晩泊めてもらえない?」と話しかけてくる。その不 思議な女は、汐里(間宮夕貴)。高介は何も見なかったふうを装い、拾ったアンティークの椅子を乗せたリアカー を引いてその場を去ろうとするが、汐里は野良犬のようにまとわりつき追いかけてくる。高介に泊める気がない ことを理解した汐里は、「アンタは私にロックオンされたんだ。逃げられると思うなよ」と捨てゼリフを残し去っ ていった。翌日、高介がコーヒー豆を買いに寄ったいきつけのカフェで、ウェイトレスとして働く汐里と出くわ す。奇妙な出会いをしたばかりにも関わらず、懐かしそうに近寄ってきた汐里は、カフェの店長(テイ龍進)を 体でてなずけ、店長の別居している妻の洋服を着て平然と働いていた...。 そんな中、かつての劇団仲間で高介の女だった演出家・響子(鈴木美智子)が、巡業の途中、劇作家としての 高介の熱烈なファンだという新人助手・夕子(中谷仁美)と、新しい劇団員たちを引き連れてやってきた。高介 が、自分の書いた戯曲を目の前で披露され興味なさげに眺める傍ら、響子は、汐里に芝居に参加しないかと持ち かける。ヒートアップした汐里が、響子を押し倒したことから、まるで堰を切ったように、この大地に集まった 男と女たちの欲望の渦が広がり始める―
傷ついた過去を慰めあうように寄り添い生きてきた二人の女。彼女たちの秘密に踏み込んできた男によって、それぞれの愛が暴走をはじめるー。ホラー映画の名匠・中田秀夫監督が、レズビアンの世界に挑み、歪んだ愛の果てにある女同士の究極の純愛を描く。
池袋の風俗店「極楽若奥様」で働く3人の“牝猫たち”。彼女たちは不思議と気が合って寄り添うが、互いを店の名前で呼び合 うだけで本名も、ここで働く理由も知らない。 雅子(井端珠里)の今日の客は、引きこもりの男・高田(郭智博)。常連さんだ。ネットで世間を眺めている客に体を提供し、 自分も仕事が終われば、寝床としているネットカフェへ帰っていく。 ベビーシッターに子どもを預けて出勤している結依(真上さつき)は、サービスが得意でなく常連がつかない。店長の野中(音 尾琢磨)へ、客を回してくれないなら店を変えると愚痴っていると、「男はただ抜けばいい訳じゃないの。本気で惚れたように 感じさせたりとか、恋人みたいな気持ちに興奮するんだから。」と説教される始末。 主婦の里枝(美知枝)は、毎回指名をしてくる独居老人の金田(吉澤健)から体を求められることはなく、ただ一緒に過ごす だけ。いつもと同じように呼び出された里枝は、突然金田から大金を見せられ、店とは関係なく会えないかと懇願される...。 ある日、雅子は高田から動画サイトに投稿された盗撮映像を見せられる。仕事の送迎車の中で、運転手の堀切(吉村界人) から嫌な客のことなどを根掘り葉掘り尋ねられ、苛立った雅子が思わず発した「こっちはこれから好きでもない男のアレしゃ ぶんなきゃなんないんだよ!」という言葉がクローズアップされていた。動画のタイトルは「薄汚い娼婦3号」。高田は、堀切 をこらしてめてやると言い出す。あっという間にネットで炎上し、堀切の顔写真、住所までが流出。そんな中「極楽若奥様」 には、雅子を指名する予約が殺到するようになるが...。
累計発行部数300万部を記録し、テレビアニメ化もされた押見修造の同名コミックを、伊藤健太郎と玉城ティナの共演で実写映画化。山に囲まれた地方都市。中学2年生の春日高男は、ボードレールの詩集「惡の華」を心の拠り所に、息苦しい日常をやり過ごしていた。ある日、憧れのクラスメイト・佐伯奈々子の体操着を衝動的に盗んだところをクラスの問題児・仲村佐和に目撃されてしまった彼は、秘密にする代わりに仲村からある“契約”を持ちかけられる。この日から仲村に支配されるようになった春日は、彼女の変態的な要求に翻弄されるうちに絶望を知り、自らのアイデンティティを崩壊させていく。やがて「惡の華」への憧れにも似た魅力を仲村に感じ始めた頃、2人は夏祭りの夜に大事件を起こしてしまう。「片腕マシンガール」の井口昇監督がメガホンをとり、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の岡田麿里が脚本を担当。
大失恋を経験したフリーターの里子と、彼女のバイト先の人気デリヘル嬢・秋代。里子は密かに秋代に憧れていたが、秋代はかなうはずのない恋をしていた。一方、過食と嘔吐を繰り返すイラストレーターの塔子は、同居人のOL・ちひろと気持ちが通じず衝突し…。